小次郎のブックレビュー

日常で読んだ本をレビューします

古典部シリーズ・紹介編【本レビュー】

こんにちは、二年ぶりくらいに釣りをしていたら

シャレにならない日焼けをした小次郎です!

風呂に浸かれねぇ!

 

というわけで、記念すべき第一回目の本レビューに

なぁにを書こうか、と逡巡していましたが

古典部シリーズ」をレビューすることにしました。

理由は、

1.読みやすいのに、本格派ミステリー!

2.アニメ化している!(実写映画も)

の2点ですね。

やはり、紹介する以上は是非とも手に取ってほしいので

純粋に面白い事、メディアミックスで楽しみ方の幅が広い事が決め手になりました。

 

古典部シリーズは米澤穂信(よねざわ ほのぶ)さんが書かれており、

2020年8月現在で、下記、既刊6巻となっております。

 

 

氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫)

氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫)

 

 

アニメ版は「氷菓」という題名で、小説「氷菓」から「遠回りする雛」の内容を主軸に(「いまさら翼といわれても」の内容も一部入ってます)、2クール22話、OVA1話の23話構成となっています。OVA水着回うひょひょ)

京都アニメーション制作のクオリティ高い出来となっており、氷菓ファンの多くはアニメから入ったのではないでしょうか。(私もその一人です!)

ネットでは、ヒロイン・千反田えるの可愛さに「えるたそ~」というスラングすら生まれたほどです。(笑)(える➡えるたん➡えるタン➡えるタソ➡えるたそ~)

 

「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

「氷菓」BD-BOX [Blu-ray]

  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: Blu-ray
 

 

また、2017年11月には実写映画化もされており、山崎賢人さん・広瀬アリスさんなどが出演しています。が、筆者は未視聴ですので小説とアニメを語っていきたいと思います。映画を見る機会があれば、そのレビューも書いていきますね。

 

氷菓

氷菓

  • 発売日: 2018/03/07
  • メディア: Prime Video
 

 

 

以下、あらすじ

神山高校に入学した主人公・折木奉太郎は「やらなくても良い事はやらない やらなければならないことは手短に」をモットーとする省エネ男子。

部活など入る気がない奉太郎のもとに、海外にいる姉から手紙が届く。

「あんた、古典部に入りなさい」

姉からの半強制的な頼みに、奉太郎は渋々古典部に入ることを決意する。

部員はおらず廃部寸前と聞かされていた古典部だったが、部室には一人の少女がいて・・・。

 

という感じで、折木奉太郎千反田えるとの出会いから物語は始まります。

あらすじだけを読んだ方は「これミステリー?学園ドラマとかじゃないの?」と思われるかたがいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんとミステリーです。

学園生活で起こる些細な、普通であれば見逃してしまうような謎・疑問を掘り下げ、広げて一つのミステリーが形作られていくスタイルなのです。

人が殺されたりしないなら、軽く読めるかな?と思われるかもしれませんが、

高校生特有の憂鬱感や迷い・打算・悪意などが散りばめられており、晴れやかに読めるものではありません。(褒め言葉)

しかし、解決に至る論理構成・伏線・心理描写の繊細さは、読み手を確実に物語に引き込みます。

「アニメ原作?ラノベじゃんw」と侮ることなかれ。そこらのミステリーとは一線を画しますよ!

 

ここで主役の古典部部員の4人について紹介していきましょう!

折木奉太郎

  神山高校1年生(「ふたりの距離の概算」から2年生)。古典部所属。「やらなくて

 も良い事はやらない やらなければならないことは手短に」をモットーとする省エネ

 男子。学力は平均的であるが頭脳明晰で、ある程度の情報さえあれば論理的に結論ま

 で達することが出来る。姉からの頼み(脅し)で古典部に渋々入部するが、そこでポ

 リシー(省エネ)に反して様々な謎を解き明かしていくことになる。

千反田える

  神山高校1年生。古典部部長。神山市の名士の娘であり、「遠回りする雛」では、

 町の祭りで主役を務めるほどのお嬢様。文武両道・品行方正・眉目秀麗という言葉を

 形にしたような人物。好奇心旺盛な一面があるため、度々謎を拾ってきては奉太郎に

 解かせて疲れさせている。口癖は、「私、気になります!」           

福部里志

  神山高校1年生。古典部所属。奉太郎の中学生時代からの親友。奉太郎とは真逆の

 性格で、いわゆる陽キャであり、委員会をかけ持ったり、様々な集まりに顔をだした

 りしている。物知りで、自分をデータベースと自称しており、奉太郎が行き詰ったと

 きには真っ先に情報を求められている。ヒントの塊。

伊原摩耶花

  神山高校1年生。古典部所属、漫画研究会と図書委員を兼任している。奉太郎の小

 学生からの同級生で、ほぼ同じクラスになる腐れ縁。里志に恋をしており、なんども

 思いを伝えてはいるが、はぐらかされている。奉太郎の謎解きのキーマンになること

 は少ないが、物語の主役になることが比較的多い。

 

以上、古典部四人の人物紹介でした!自分で考えて書いたので、お粗末な感じになっちゃいましたが、気になる方はWiki読んでください(笑)。

 

ということで、今回は古典部シリーズの紹介でした!

次回は古典部シリーズ第一作目の「氷菓」の内容について語っていきたいと思います!!

 

それでは!!